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分野も業種も世代も超えて学び合う!
京都大学の現役研究者による研究ポスター発表大会
ご協賛のお願い
研究開発、経営企画、CSR、社会連携、産学連携ご担当者さまへ
そして、採用担当者さまにも
京大のためだけでなく、御社のためだけなく、我が国のためでもあります。
3分でお読み頂けますのでどうか最後まで!
文責:宮野公樹 学際センター准教授(本事業担当者)
私たちの問題意識
つくづく思うんですが、生成系AIの爆誕で、もはや「覚えている」こと(記憶力)が優位にはなりえず、これからはもっと創発的で感受あふれた豊かな学びが必要なのはいうまでもありません。では、そのためにどうする? なにができる?
その答えの一つが、
分野や、業種や、世代を超えた
率直な対話だと思うんです。
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<分断>が激しいと言われるこの状況下で、それらを超えた対話の意義は非常に大きい。
しかし、その”意義”とは、
今、世間で騒がしい、
異業種コラボでイノベーションを!
新価値創造の創出のために!
課題解決のために多様なアクターが!
有益有効な合意形成のために!
これらもさることながら、異なる視点の他者、他業種、他組織、他世代との対話を通じて、
自分の「狭さ」を知る
これに尽きると思うんです。この内省的気づきは、「頭を垂れる」という学び本来の原点であると同時に、自分と社会との複雑な関わりをしみじみと感じることで得られる感謝の念につながると思うのです。
考えてみれば、今、このテキストを打っているPCだって、眼の前のコーヒーだって、今座っているこの椅子も、テーブルも、衣服も、家も、道路も、ぜーーーーーーーーーーんぶ、誰かが仕事した結果(おかげ)なんです。
こんなにも多様で豊かな社会に、
最初から我々は暮らしているのだ・・・
こういうことを「感じる」には、おそらく、今、世間で大事とされている「覚える」や「(ロジカルに)考える」という営みでは不十分。というか、むしろそれでは得にくい。
「旅から学ぶ」に近いような、あるいは、やむにやまれず作ってしまう表現形式としての芸術作品(詩や俳句、絵、歌、踊り)、少々強引に本事業に関係させるならw、「(純粋な)問い」! そういうものと接することで感受性は「育まれる」ものだと思うのです。
この京大100人論文は、
そういう「問い」に触れ、真摯に学び合うような対話を実践する工夫で溢れています!
【京大100人論文】 たった3つの質問への返答を研究ポスターとして掲示し、無記名でコメントしあうユニークな研究発表会。ポスター掲示はあらゆる分野の現役京大研究者で、コメントはどなたでも可。 5日間の開催期間中、のべ800名程度の来場があり、企業、行政、小中高生、パパママ、アーティスト等が自由に研究者と出会う仕組み(来場無料)。昨年度の企画詳細はこちら
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自分の「狭さ」を知る・・・
これは、現在、一般企業にて
研究開発や新規事業創出、経営企画や人材育成に携わる担当者の方々にも当てはまる切に大事なことではないでしょうか。
結局のところ、セミナーや勉強会やネットワーキングなど、他分野、他業種と「出会う」機会は求めていても、
全く思いもよらなかった人や情報と「出くわす」機会は、思った以上に少ないのではないはないでしょうか?
一番怖いのは、知らず知らずに出会う人や情報、ネットワークが固定化されている、このことなのです。
改めてお願いします。
研究開発や新規事業創出、経営企画や人材育成に携わる担当者の方々
本事業にご参画する検討をいただけませんでしょうか?
はっきりいいますが、思いもしなかった出会いは、コスパ、タイパは悪いです。
しかし、それを怠っていては、本当の意味でのまだ見ぬ新規事業やコラボはなし得ないのではないのでしょうか。
そして、問題や課題の本質中の本質にたどり着けないのではないでしょうか。
いうまでもありませんが、ひらめきやアイデアは「行動した結果」として訪れるもの。
少しでもこのメッセージが響いたのであれば、ご協賛、または、応援をお願いできませんでしょうか?
▶ご協賛、詳細
上記リンク先をご覧頂ければわかりますが、
多様な協賛の種類や特典を用意しております。
加えて、採用担当者さまへ。
本企画は、京都大学院生・学生の参加も多数です!(ぜひ昨年度の開催報告を御覧ください)
これは、単なる院生・学生ではありませんよ。
分野不問で匿名制なんていうエッジーな企画に興味関心ある院生・学生なんです! そのポテンシャルは、計り知れません!
以上、この事業、もちろん、京大のため、御社のためにもなりますが、ほんとうにたくさんの業種、中高生、パパママの方もご来場いただいていることもあり、何よりも我が国のためになると思っております。
ゆえに、
この事業、もっともっとたくさんの人や企業の方に活用してほしい!
そのために、何卒、ご協力頂ければ本当に嬉しいです。
本当に何卒よろしくお願い申し上げます!
私たちについて
京都大学 学際融合教育研究推進センター
京都大学学際融合教育研究推進センターは、専門分野を超えた学際的な研究・教育を推進する組織です。多様な学術分野の研究者が集まる「ユニット」の設置支援や、異分野交流会、学際研究着想コンテストなどを通じ、学問の融合と新たな知の創造を促進しています。また、複雑化する現代社会の課題解決に貢献することも目指しています。(センター長: 時任宣博・副学長)
https://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/about/
本事業担当者:宮野公樹
京都大学学際融合教育研究推進センター准教授。博士(工学)。学問論、大学論(かつては金属組織学、ナノテクノロジー)。総長学事補佐、文部科学省学術調査官の業務経験も。2021年5月一般社団法人STEAM Associationを設立し代表理事に。2008年日本金属学会論文賞等の複数の学術系表彰の他、2019年内閣府主催第一回日本イノベーション大賞の審査員特別賞も。2022年から日経STEAMアドバイザー。前著「学問からの手紙—時代に流されない思考—」(小学館)は2019年京大生協にて一般書売上第一位。近著「問いの立て方」(ちくま新書)。小中校むけ「世界が広がる学問図鑑」2023年2月(Gakken)の監修も。NHKによる7ヶ月の密着ドキュメンタリー番組、ETV特集「ねちねちと問う-ある学者の果てなき対話-」(2025年5月17日)が放送される。
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