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2020年度 

大人のインターンシップ

​無事、実施しました!!

2020年度以降の「大人のインターンシップ」に関わる情報は、メールマガジン、フェイスブックにてお知らせします。

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「東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国内外に京都の多彩な文化・ 芸術を発信する」との趣旨で、オール京都(京都府・京都市・京都商工会議所等)で立ち上げた「京都文化力プロジェクト」。新型コロナウイルス感染 症対策に配慮しつつ、京都文化力プロジェクトと京都大学学際融合教育研究 推進センターが進める学びの企画「大人のインターンシップ」が実施されました。「大人のインターンシップ」とは、参加者が人生で一度やってみたかった職業を、実体験を通じて学ぶことで、新しい価値観を育むことを目的とします。新型コロナウイルスの影響で延期やオンラインでの実施を余儀なくされましたが、2021年3月6日には最終報告会を実施しました。

Update

2021/03/31 ホームページ更新

2021/03/06 成果報告会の実施

​2021/02/01 成果報告会の案内&受付を開始
​2021/01/21 この月、三件の文化交換を実施
​2020/12/28 ウェブサイト更新(4件のインターンシップの概要を紹介)

2020/12/22 10月から12月にかけて5件のインターンシップを実施

2020/11/02 10月からインターンシップを実施しました!(本サイト中部に情報掲載)
2020/08/19 応募の中から厳選し、現在ひとまず3件のインターンシップを調整中!

2020/07/20 早くも数件の申し込みあり!

2020/07/15 プレスリリース完了し、いよいよインターシップの募集を開始!
2020/07/02 メルマガNo4配信
2020/06/05 メルマガNo2配信

2020/06/01 ホームページ開設!

​2020/04/13 メルマガNo1配信

2020年度 成果報告会

2020年3月6日、大人のインターンシップの学びの成果発表として、報告会がオンラインで行われました。京都文化力プロジェクト事務局の川瀬清一朗次長による開会のあいさつに始まり、インターンシップのめいめいの事例が紹介されました。11名のインターンシップ参加者が登壇し、学びの内容について報告。最後、事務局である宮野公樹准教授(京都大学 学際融合教育促進センター)による総括をもって、会は一旦終了。そのあと3つのルームに分かれて、参加者聴取者分けへだてなく感想を述べあい、報告会は締めくくられました。

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実 施 内 容

希望者同士がお互いの職業を交換又は体験し(1日〜1週間),その文化の違いを学びあい,自分自身やその仕事を見直すことで,参加者それぞれが新しい価値観を醸成し,人生の質を豊かにすることを目的とします。

2019年度は,モデルケースとして実施した実際の体験を記事として紹介しました。

2020年度は,実際に一般募集,マッチングを行い,インターンシップ(文化交換)を更に広げていきます。

企画意図

ね ら い

茶花道等いわゆる伝統文化のみが文化にあらず。我々の日常の暮らしにこそ目に見えない形で文化は潜む。ゆえに、文化の再評価とは「暮らし」の再評価のこと。そして暮らしの再評価とは、自身の暮らしを見直すことに行き着く・・・ それこそがほんとうの「学び」ではないでしょうか。

では、どのように暮らしを見直すのか? 当企画では、暮らしの見直しには他の暮らしを実体験しそこから気づきを得ることが最適(本質的)と考え、各自が一度はやってみたかった仕事、ほんとうはやりたかった仕事について、その苦労と苦悩も含めて体験してもらいます。

「文化」を生きることに関する本来的な「学び」と解釈したこの文化事業においては、文化の存在を広く知らしめるという“量”を目指すゴールを設定してはいません。むしろ数少なくとも暮らすこと生きること、そして働くことに関する“質”の方に目標を据えています。それがイノベーション(変革)に繋がると考えます。

イノベーション(変革)は、世間では異なる者(物)同士の組み合わせから生まれると言われたりもしますが、私たちは、組み合わせというよりむしろ、個々人の内なる心が交わるぐらいの深い対話から生まれる、と考えます。その対話とは、単なる共感や楽しさだけでなく対立や苦悩も共有すること……そういう自分の価値観が揺さぶられるぐらいの体験や対話を通じ、お互いの文化(=仕事を含めて、なにを大切にして生きているか。その拠り所)を感じて真の意味で対話する。そうして、相手の文化との「融合」が生まれ、イノベーション(変革)が生まれる土壌が心に育まれるのだと考えます。

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企画背景

企 画 背 景

労働の人手減が深刻化する一方、人生100年時代となり終身雇用制度も崩壊しつつあり、ひとつの仕事だけをする人生プランが描きにくくなっています。社会人の学びなおしの重要性が指摘されていますが、そのきっかけを社会人が自主的に見つけるのは難しいのが現状です。

 一方で、昨今大学生のあいだでは「インターンシップ」なる、企業での職業体験が流行しています。企業側も、自社に適性の高い学生を見分けるチャンスとしています。

 そこで同様に、社会人にも、職業人生を体験するきっかけを創出するのが「もうひとつの『京都文化力プロジェクト』」です。率直に言えば、「大学生で成功したインターンシップを、社会人にも応用しよう」という発想が背景にあります。

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企画母体・運営者

企画母体・運営者

京都文化力プロジェクト実行委員会

知事、京都市長、京都商工会議所会頭によるオール京都の推進体制で設置されました。

くわしくはウェブサイトをご覧ください。

http://culture-project.kyoto/pages/about/

京都大学 学際融合教育研究推進センター

京都大学における複数の学問領域を横断する学際的な教育研究を機動的かつ柔軟に推進する実施体制の整備、および学際融合教育研究活動の支援を行うことを目的に、2000(平成22)年3月9日に設置されました。学問とは生き様(よう)のこと……そのように学問を定め、大学をめぐる状況が激変する時代において、我々の内に学問を呼び起こし、育み、そして大勢に響くような活動をめざしています。

我が国において異分野融合のメッカとして注目を集めており、2019(令和元)年3月には、内閣府主催日本オープンイノベーション大賞の審査委員会選定優良事例にも選出されました。

http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/

 

京都大学学際融合教育研究推進センター 担当:宮野公樹(みやの・なおき)准教授 

〒606-8501 京都市左京区吉田本町総合研究2号館3F(本部キャンパス 吉田構内)

2020年度 大人のためのインターンシップ(文化交換)実施事例

「レポートはこちら」をクリックすると、

各参加者が提出したレポートをpdfビューワーで読むことができます。

vol.01

老舗飲食店経営者が

ギャラリーへ

インターンシップ

2020年10月8日、すき焼き屋「こま井亭」を家族で経営している清田美佳さんが、寺町通にあるギャラリー、アートスペース余花庵にインターンシップをしました。アートスペース余花庵を経営するのは、田中子朗さん。

前半は田中さんがどうやって目利き力を身につけてアートスペースを開くまでになったのか話を聞き、後半は美術品に実際に触れながらレクチャーを受けました。

vol.02

足の悩みを解決する人が

大原里の駅へ、

インターンシップ

2020年11月4日、インソールと靴を通じて足の悩みを解決する有限会社フットクリエイトの代表取締役、櫻井寿美さんが、大原にある大原里の駅にインターンシップをしました。受け入れたのは大原アグリビジネス21代表取締役の山本壽典さんです。

午前中は大原里の駅で店舗見学と山本さんから大原についてのレクチャーを受けました。午後は畑に入り、里芋の収穫などを実地体験しました。

vol.03

旅行代理店のプランナーと

定年を控えた会社員が

伏見の酒蔵へ

インターンシップ

2021年1月19日、旅行代理店でプランナーを務める西田真理子さんと、食品メーカーの営業マン折井英樹さんの2人が、「月の桂」で知られる伏見の酒蔵・増田德兵衞商店にインターンシップをしました。

受け入れたのは、増田德兵衞さんと増田醇一さんです。

vol.04

看護師が老舗ホテルへ

インターンシップ

新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて、特に注意を払う必要がある職種同士であったことから中止となりました。

vol.05

狂言師が

地元の信用金庫へ

インターンシップ

2020年12月3日、狂言師の河田全休さんが京都信用金庫にインターンシップをしました。受け入れたのは、京都信用金庫ゆたかなコミュニ ケーション室の冨田知宏さんです。

Vol.6 

高校教師が

機械系メーカーへ

インターンシップ

2020年11月11日、大阪府立みどり清朋高等学校の教師、永井和子さんが精密機械メーカー株式会社大東技研にインターンシップをしました。受け入れたのは大東技研の代表取締役社長の岡本珠希さんです。

始業から終礼まで、永井さんは大東技研の15の仕事を体験しました。

Vol.7 

スーパーの社員が

京都市へ

インターンシップ

2020年12月11日、株式会社平和堂の経営戦略室に勤める梅本沙都さんが、KYOTO STEAM-世界文化交流祭―の事務局にインターンシップをしました。受け入れたのは京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課課長の藤田訓仁子さんです。

梅本さんは、前半は藤田さんから京都市の組織についてレクチャーを受け、後半は従来のインターンシップの参加者たちとディスカッションに参加。最後にまた藤田さんにさまざまな質問をぶつけました。

事例6

vol.08

環境系企業の会社員が

作業療法士に

インターンシップ

2020年12月23日、環境系企業の会社員の鈴木真由美さんが、作業療法士にインターンシップをしました。受け入れたのは、佛教大学保健医療技術学部作業療法学科の准教授、白井はる奈さんです。

vol.09

フリーアナウンサーと

図書館司書が

宇治の茶園へ

インターンシップ

2021年1月23日、フリーアナウンサーの山内美和さん と、大学図書館で司書を務める滝澤摩耶さんが、宇治の茶 園にインターンシップをしました。

受け入れたのは、宇治市内にある碾茶(てんちゃ) 農家の古川製茶、古川嘉嗣さん瑞穂さんご夫妻です。

Vol.10

デザイナーが

タイ料理屋へ

インターンシップ

2021年1月29日、デザイナーのヤマザキキナコさん が、タイ料理屋のパクチー丸太町にインターンシップ。受け入れたのは、株式会社菊岡夫婦社の代表を務める、菊岡信義さんです。

2020年度『ハンケイ500m』掲載誌面

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(2021年3月発行/ 60号)

メディア掲載

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2020年9月21日 毎日新聞朝刊

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2021年3月6日 京都新聞朝刊

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2021年3月7日 朝日新聞朝刊

2019年度 大人のためのインターンシップ(文化交換)事例について

老舗の後継ぎが

テレビカメラマンをインターンシップ

2019年12月、聖護院八ッ橋総本店専務の鈴鹿可奈子さんが、KBS京都のテレビカメラマンをインターンシップ。「KBS報道局の取材」をテーマに、外観の撮影、テレビカメラを持ちながらの移動、取材を体験した。

大学の副学長が

バイクの修理工&ラジオDJをインターンシップ

2019年2月、京都産業大学副学長を務める、経済学者の大西辰彦さんが、向日市のバイクショップ、スーパーノバでバイク修理工をインターンシップ。そのあとローカルラジオ局FMおとくに862の特別番組「京都文化力プロジェクト 大人のインターンシップ」で公開生放送を行った。

商社の社長が

私立中高の校長をインターンシップ

2019年2月、機械工具商社・三共精機株式会社・社長の石川武さんがノートルダム女学院中学高等学校の校長をインターンシップ。朝礼、表彰、授業の企画会議、授業の見学など、校長の仕事を一日体験した。

陶芸家が

和食の料理人をインターンシップ

2019年2月、器を作る陶芸家・津田友子さんが器を使う側である和食の料理人をインターンシップ。和食・木乃婦(きのぶ)三代目主人の高橋拓児さんが、刺身の切り方、刺身を器に盛り付ける考え方をレクチャーした。

消防署職員が

京扇子職人をインターンシップ

2019年3月、京都市内の消防署職員松倉浩江さんが、伝統工芸である京扇子の職人をインターンシップ。江戸時代から続く老舗「白竹堂」の十代目山岡駒蔵社長にレクチャーを受けて、実際に扇子を組み立てた。そのあと、店舗の扇子を見学。

2019年度『ハンケイ500m』掲載誌面

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(2020年3月発行/54号)

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(2020年5月発行/55号)

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