April 2019
知る人ぞ知る京大教員探索プロジェクト
京大には、面白い先生が多数いてはる。しかし、まだまだ面白い先生は見つかっていないに違いない! この際、すでに有名な先生は無視して笑、「知る人ぞ知る」という先生を京大内で探し出そう!というプロジェクト。
どうやって探すのか。
学部・研究科がバラバラな京大学生・院生を6名をリサーチャーとして募集!
各自がクラスやサークルの仲間内情報(口コミ)を頼り*1に「知る人ぞ知る!」京大教員を探索してリスト*2を作成。そのリストを持ち寄ってリサーチャー間でプレゼン大会!
*1 もちろんホームページやSNS等の情報をもとに探してもOK。ただ、今回のプロジェクトはネットにあがっていない情報を拾いたい!という狙いもありますのでね。
*2 調査結果として提出する資料は、その先生のお名前、ご所属、ホームページ、そして「私が選出した理由」の3項目。その先生に直接会うかどうかは自由。なお、教員とは、教授、准教授、助教といったどの職位でもOKで(特任、特定、特命教員含む)、研究員の方ももちろんOK!
どんな先生を探すのか。
●単に「おもしろい先生」を探そうとすると、マニア路線や関西のノリツッコミの面白さとなりがち・・・ 今回はおもしろいだけでなく、そこに「知的な深さ」や「味わい深さ」を求めたい!!
●別に地味でもよく(むしろ地味がいいw)、確実に人を惹きつける何か魅力や凄み・・・ つまり、専門家としてめちゃスゴイ先生でも、専門外のところでスゴイ先生でもいいってこと!
例: 異様に講義に人気がある先生、ゼミや研究室が異様に盛り上がって一体感がある先生、めちゃめちゃコアなファンがいる先生、危険な香りのする先生、とある分野で世界一の先生・・・
プレゼン大会の内容
各リサーチャーが独自に集めた「教員リスト」。調査結果としてそれを発表しあう!その形式、アピールの内容ややり方はそれぞれで工夫。例えば、「私、○人の先生に直接会ってきました!」と行動力をアピールするもよし、「私、○○○人の先生を見つけてみました」と量で勝負するもよし。それぞれの工夫で審査員*3にアピールを!
リサーチャーになった段階で1万円を支給。さらに、最終プレゼン大会でベスト・プレゼンテーターになったら3万円+ お金以上に得られるレアな価値
・自分の目利き力の磨き
・プロデュースする喜び
・ほんとの学問に触れる価値 etc
*3 審査員には、CEO協会理事長中村誠司氏、京都大学産官学連携本部特任教授桑島修一郎氏、京都大学学際融合教育研究推進センター准教授宮野公樹氏、京都大学学際融合教育研究推進センター研究員井出和希氏他、大学職員2名、CEO協会職員2名
こんな京大学生・京大院生の方に!
●かねてから、大学とは何か、研究者とは何か、大学の研究とは何か・・・ 悶々としていた。今回、それらについて自身の体をはって探究したい方
●せっかく総合大学にいるのにこのままでは自分の狭い人間関係で終わってしまう!ことに危機感を覚える方
●かねてから興味があるテーマ(研究関係でも就活関係でも)について学内の先生にいろいろ質問したいなぁと思っていた方には、このプロジェクトを利用することでお金ももらえるしWin-Winかも。
●学際センターのことは噂で知っていた。今回、そのセンターと関わることで何か刺激を受けたい!という方
結 果
★ プレゼンター各自が、「私が考えるおもしろい教員とは?」の定義から初めていたのは頼もしかった!
★ インタビューした人、数百オーダーの名前をネットでしらみつぶしに探した人、100もの教員に直接メールした人、手書きにビラをつくって教員に配った人などなど、その突き抜けた活動っぷりはさすが!
★ それぞれ、5〜20名程度の教員リストを掲示! 今後、このリストをもとに学際センターからお声がけします!
★ プレゼン後も深夜まで語る・・・ 長かった・・・・
協力:日本CEO協会