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2021/9/15 Wed - 19 Sun @ Online

京大100人論文:オンライン全国拡大版

 いうならこれは学会後の懇親会 


学会をリアルで開催してた頃、

なんといっても楽しみは学会後の懇親会!

これに反対する研究者は、ほぼいないだろう

単にお酒を楽しみたいからだけじゃなく、

 

世代も分野も超えておおらかに本音で語らうあの時間

それは、研究成果のためというより、

研究者としての生きようについての学びだったのだ


研究者としての自分の「問い」がいかほどのものか。

それがそっくりそのまま自分の研究、ひいては人生そのものになるのだから、

 

一探求者としてのむき出しの自分の興味関心、

それこそを今日は磨きあおう。

自分が人生をかけて心底知りたい事、最高に興味深いと思う事は、

いったい他者にはどう映るのか!?

専門分野のしきたりや世代や職種をも超えたところで「問い」を磨いておかないと、

論文のための研究になっちゃうよ。


 


で、あなたは何のための研究を?

オンラインポスター会場
​2021/9/15 - 9/19

Concept

様々な分野の研究者が自分の研究テーマに関する「1つの写真」と
「3つの設問」を掲示しあい、コメントし合うイベント


お互い匿名とすることで本音から生まれるピュアな対話を実現
 

希望に応じ研究者同士のマッチングも可

5日間のオンライン開催中、様々なラジオ放送を実施。
掲示された研究テーマをピックアップしながら本音トーク

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これが研究者100人ぶん並びます。
​異分野・異業種でコメントしあいます。

Details

Impressions
 

(昨年度の企画後に、お寄せいただいた感想文より抜粋)

良かった点は、限られた文字数、ポストイットでの交流という限界の中で、いかに学問を意識した対話をするかに頭を使ったことです。

自分自身の論点を再考し整理しつつ深堀りも出来るという、一人では絶対に経験できない5日間を過ごすことができました。新たな出会いにも恵まれ、研究テーマの今後の展開にわくわくしています。手が空けばふらっと覗きにいけるのもオンラインならではの良さと感じます。

オンライン版100人論文。物理的なパネルセッションでは得られないコメントの共有が良かった。研究者らの良識を感じた

しなやかな知力・展開力、多くの果実、ありがとうございました。 H.

普段考えていない問題意識が湧いてきたり、他分野とディスカッションができるだけの教養を身につけたいなと思ったりとてもいい場でした。自分が関心あるテーマを出されていた方に直接コンタクトを取ったらすぐにお返事頂いたりと、今後に繋がりそうなご縁もでき、この企画に感動しっぱなしです。 M.T.

”夜更まで語り合う”という学問本来の魅力を追求している印象を受け応募しました。何も背負わずに語れること、人類の知の地平を広げること、何より世界へと誠実に向き合うことを大事にされているとひしひしと感じました。

色々な分野の研究者が各々から見た側面を語り合い、何かは分からないけどそこに確かに何かが在るという想いを共有できました。

他大学が追随できない斬新さとクオリティの高さでした。発表者として参画させていただき、応援メッセージや参考になるコメントをもらえて、今までの学会発表より全然いいじゃん!と思いました。  Y.

X-Talkでは、沈黙にならず収拾がつかなくなることにもならず気持ちよくお話できました。肉体と精神、機械と人間、分けて考えがちですが、 二項対立にはできないし、完全に別ものと捉えることもできなければ、相補的なものでもあると改めて思いました。H.Y.

全然話し足りなかったですね。議論を続けられる場があれば、何か全く新しいことができるような気もしました。

H.

刺激的な機会をありがとうございました。しばらく眠っていた研究意欲が復活しました。 M.

学会では範囲も限定されるし、地方の小規模大学だと世界が狭い!このように幅広く分野や業種の違う方々と日本で有意義なやり取りができ、参加して良かったと心から思います。国際学会と同じ興奮を味わえました。

学際融合の楽しさを味わいました。  Y.K.

Details

Details

2021年9月15日(水)正午〜19日(日)の5日間

バーチャルホワイトボードMiro内特設サイトにて研究者100名程度のポスター掲示し、自由にコメント記入


​研究テーマの掲示は、大学教職員・研究者、博士課程院生等、閲覧&コメントはどなたでも!

​研究テーマ掲示費、閲覧&コメント、いずれも無料

 

★ 前年度からの変更点 ★

・研究テーマを紹介したい人のためにAppeal−Talkを設置
・単に付箋紙を書いてもらってそれ読んで終わりじゃなく、Reflection−Talkを設置
・全国初対話型学術誌「といとうとい」とのタイアップ企画
​・100以上のテーマを閲覧するときのガイドとしてゲスト研究者によるピックアップ 他

主 催:京都大学学際融合教育研究推進センター
共 催:国際高等研究所
​特別協力:Impact HUB KYOTO

協 力:
サントリー文化財団、日本の研究.com、ScienceTalks、Academist(アカデミスト)
​京都大学学術研究支援室(KURA)

Special Thanks(ボランティアスタッフ)
土田亮、渡辺彩加、北川桜子

ご支援のお願い

今年2021年度は、学内予算に採択いただき無事「京大100人論文」を開催するに至りました。ですが、このような毎年毎年の綱渡り運営は非常にリスクが伴います。我が国の研究者を信じ、研究者同士で真摯に研鑽し合う土壌づくりのための挑戦を続けて、京都大学のみならず我が国の学術のボトムアップに貢献していきたいのです。ご支援賜れば幸いです。

9.15
Wed.

13:00-14:00 Opening TALK 

100程度の研究テーマを一気に解説!これを聞けば効率よくすべてのテーマを網羅可能。

担当DJが、このテーマの見どころも一言で解説していく。

担当:京都大学学際融合教育研究推進センター宮野公樹

22:00-23:00 Night TALK 

​初日の夜は、当企画の事務局がこの企画の背景、ねらい、こだわり、目標など、当企画の作りどころについて楽屋トークを公開します。出演:丹原健翔、新谷陽一(アマトリウム)、矢代真也(SYYS)、宮野公樹(学際センター)、聞き役:呉玲奈(フリー編集者)

9.16
Thu.

11:00-12:00 Free TALK#1

ぜひ私に話させて!を募り、一人3分以内で研究内容アピールする時間。時間が許す限り何人でも。その内容に担当がグサッとくるツッコミを入れてより学びを深くします。

15:00-16:30 X-TALK#1

研究テーマ掲示者の中から、事務局が「対話したら面白そう!」という研究者を招集し、それぞれの研究テーマについて議論を行います。メンバーが確定するのは、研究テーマ掲示の締め切り後になります。あなたに突然登壇依頼がくるかも・・ 乞うご期待!

9.17
Fri.

11:00-12:00 Free TALK#2

ぜひ私に話させて!を募り、一人3分以内で研究内容アピールする時間の二回目。アピールじゃなく、悩み相談でも可ですよ。

15:00-16:30 X-TALK#2

2回目のX-Talk。この人たちが対話したら熱く(ケンカ?)なるよね!をセレクトして覆面​ガチトークです。

9.18
Sat.

11:00-12:00 ToiTouToi-TALK

全国初の分野を規定しない学際研究に特化した論文誌、対話型学術誌「といとうとい」の著者らが集まって、探求者としての研究者魂や生き様、学問への挑戦について話します!

13:30-15:00 X-TALK#3

3回目のX-Talk。この人たちが対話したらそうとう深い議論できるんじゃない?をセレクトして​覆面でのガチトークです。

16:00-17:30 X-TALK#4

4回目のX-Talk。この人たちが対話したらそうとう深い議論できるんじゃない?をセレクトして​覆面でのガチトークです。

9.19
Sun.

11:00-12:00 Special TALK

ゲストをお呼びして、フェス感を盛り上げ! ​このメンバーで「外から見た大学・学問」と題し、ざっくばらんに対話します。

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成田悠輔 氏

夜は米国イェール大学助教授, 昼は半熟仮想(株)の代表. 報道ステーションコメンテーター

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治部れんげ 氏

ジャーナリスト。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。

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宮野公樹 氏

学問論、大学論。京都大学学際センター准教授。一般社団法人STEAM Association。

15:00-16:30 Reflection-TALK#4

​最終日。研究テーマにたくさん貼られた付箋紙をしっかり読み込んでこそ、自身の興味関心の磨きに繋がります。「頂いた付箋紙を読み返しているが、どうしても消化しきれない・・・」という方を募り、ぜひこの場で吐き出してください。担当者が壁打ち相手になりますよ。(1テーマにつき5〜10分。希望者人数により時間は変わります)

22:00-23:00 Night TALK 

​当企画の事務局が次年度への展望などについて楽屋トークを公開します。

出演:出演:丹原健翔、新谷陽一(アマトリウム)、矢代真也(SYYS)、宮野公樹(学際センター)、聞き役:呉玲奈(フリー編集者)

​上記全ての放送は、学際センターYotubeチャンネルにて

オンタイム生放送もアーカイブ映像も

Submit

研究テーマの掲示者申し込み

全国の大学教職員・研究者、博士課程院生対象。最大3つまでの応募可。なお、企業研究者等一般の方であっても、学術的問いをお持ちのかたは大歓迎。下記アイコンのリンク先には、より詳細な研究テーマ申請情報があります。(締め切り9月8日(水))←科研費と重なって苦しい!との声をうけ11日土正午まで受け付けるとします!(2021/09/08記)​←この日時を持って締切はしましたが、X-Talk等のピックアップ対象からは外れますが、研究テーマの申請は可能です(2021/09/12記)​

ボランティアスタッフの募集

miroの「100人論文​会場」へ
<注:公開は9月15日水正午から>

FAQ

随時更新:2021/09/03​ 追記

閲覧、コメントは自由なのですか?

はい。研究テーマの申請しなくても、上記URLから「100人論文」会場に移動して、自由に閲覧しコメントしてください。なお、コメントのルール等は、リンク先のMiro内にあります。

開催5日間ずっと参加がマストですか?

研究テーマ掲示者とコンタクト取りたい場合は?

違います。いつでも好きなときにMiroに訪れてください。なお、開催期間中は様々なラジオ放送がありますので、それを聞きながら研究テーマを閲覧すると、いろんな参加者と盛り上がることができますよ!

Miro内の各研究テーマのところに「コンタクト希望」のボタンがあります。そこをクリックし、必要情報を入力してください。なお、返事があるかどうかは、先方に依存することであり、事務局は関与しません。

研究テーマの秘密情報の取扱は?

盗まれて困るようなテーマは出さなくて結構です。そもそも自分が考えていることなどきっと誰かが考えているものですし、むしろ、それを公開し広くフィードバックをもらうことで、内容を磨き、より優れたものにすることにこそにこの企画の主旨と意味があります。本来「対話」とはそういう自分が変わることであり、そこを理解頂いた方のみ研究テーマを申請しぜひ参画してください。

さらに口を滑らすなら、本来的に研究者の「問い」とはその個人のものではなく人類のもの。つまり、その問いが発端となって様々な問いを生み、結果的に学術の一分野になる・・・ そういう源流、原点のような「問い」こそを我々研究者は尊敬するのであって、誰にも響かない(影響をおよぼさない)問いは業績のための問いなのでしょう。なお、それを否定するわけではなく、単に、本企画の主旨は前者のほうにある、というだけです。

なお、企画終了後もMiro上の特設サイトはアーカイブされ、投稿者の情報も事務局が管理します。つまり、投稿いただいた「誰それが何を言ったか」という情報はしっかりと保存され続けます。

​どんな画像を提出したらいいですか?

論文の挿入図、グラフ等は本企画にはむいてません。むしろ、雑誌の挿入写真、イラストのような、キャッチーなものが適切かと思います。場合によっては事務局のほうで作成することも可能ですので、気軽に申し付けください。なお、申し込みサイトのほうには、事例も掲載しています。

応募したいけど研究テーマの内容が不安…

基本的にすべての応募は事務局が確認し、積極的に「もっとこうしたほうがいいのでは?」というコメントをおこなうつもりです。事務局にはプロの雑誌編集者もいるので、安心して投稿してください。悩んでいるなら悩んでいる箇所やその悩みを書いていただければ、積極的にアドバイスいたしますので!

この企画の裏コンセプトは?

裏も何もありません。リード文のとおり、尖らせるだけ尖らせたコンセプトでの企画です。事務局としても本当に賛同してくれる方、研究テーマを応募していただける方がいるだろうかという不安を押し切っての挑戦です。しいていうなら、今の学術界にこそこういう企画が一つあってもいい・・・そういう想いで実施するに至りました。ご賛同いただける方にはぜひとも研究テーマの応募と、閲覧&コメントをお願い申し上げます!

共感します。ぜひ「協力」に我が組織を

ご賛同、嬉しいです。喜んで「協力」の欄に、御組織を記載させていただきます。もちろん費用も不要です。しいていうなら、できれば御組織のメルマガやSNSにて紹介いただければ本当に嬉しいです。

研究者じゃないですがぜひテーマ掲示したい!

そのような熱い想いの方は大歓迎です。「研究者としての私の核心的な学術的問い」に類するものであれば、そこまでガチで学術的でなくても、所属組織や職位にかかわらず、人生をかけた問いをお持ちであればぜひとも研究テーマ応募をしてください。

1点、ご注意いただきたいのは、「・・・を解決したい」は本来的には学術(=学問)ではありません。しいていうなら、「・・・を明らかにしたい」といったような、知りたい、理解したい、納得したいが学問です(なお厳密には、説明したい、は研究ではあっても学問ではありません、「説明した」ことと「知った」ことは異なります。)。学問の結果として、なんらかの社会的課題・問題を解決に至るのは非常に結構で重要なことですが、そこが主目的になると、大学よりも国研や企業のほうがはるかにそれに特化してますので、大学でやる意味と効果が薄いのです。

I would like to get info in English.

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